医療事務の資格を取るために知っておきたいことと
その仕事内容などわかりやすく解説しています。
医療事務の資格にはどの様なものがある?
皆さんは医療事務と言う職種をご存知ですか?一般的には、大病院での受け付けやレセプトを行うスタッフが最もメジャーなケースと言えるでしょう。
でも、この医療事務ですが、実は国家資格と言うものが存在していません。簡単に言うと誰でも医療事務に従事できるということになります。
それでも、医療事務というのは一般企業の事務と比べると特殊な作業を含む物もありますので、民間レベルでその事務遂行能力を体系的に認定することが行われているのです。
いわば、国家資格ではない医療事務の能力検定試験と言うのが、日本にはいくつか存在しているということになります。
1.医療事務検定試験
2.医科・医療事務管理士技能認定試験
3.メディカルクラーク検定試験
4.診療報酬請求事務能力認定試験
1の医療事務検定試験は、日本医療事務協会が主催する最もメジャーな認定試験です。最大の特徴は、試験のためのつめこみ勉強をしなくて良いこと。つまり、試験に教材を見ながらのぞむことができます。医療事務については権威のある協会ですから、ぜひチャンレンジしてみましょう。
2は、技能認定振興協会が主催する試験です。在宅受験が出来ることもあって、気軽に受けられると人気の高い試験です。実際にレセプトを作る試験もありますので、実務に合わせた試験内容も評価が高いのです。
3の検定は日本医療教育財団主催で、指定の通信講座を受けることでやっと受験資格が得られます。また、単一資格というわけではなく、1級と2級の階級に分けられているのです。
最後の4ですが、数ある認定試験の中でも難しいと言われていて、国が認める認定試験と言われています。よって、ビギナーが合格するのは非現実的で、ある程度医療事務の従事している方が受けるにふさわしい能力試験でしょう。
このほかにも、日本にはいろいろな医療事務関係の認定試験がありますよ!
医療事務の資格と実務

